【外壁リフォーム完全ガイド】樹脂系サイディングの長所・短所とおすすめ工法をプロが紹介!

「外壁の劣化が気になってきた」「リフォームしたいけれど、どの方法がベストかわからない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?

樹脂系サイディングは耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ない外壁材として注目されています。しかし、選択肢として本当に最適なのかは慎重に検討が必要です。

本記事では、樹脂系サイディングの メリット・デメリット を徹底解説し、さらに コストや機能性を考慮した最適なリフォーム方法 をご提案します。

失敗しない外壁リフォームを叶えるために、ぜひ最後までお読みください!

樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂を主原料とする外壁材で、軽量かつ高耐久な特徴を持ちます。

北米では50年以上の歴史があり、外壁材のシェア率は約50%を占めていますが、日本国内での普及率はわずか1%程度にとどまります。特に寒冷地や海沿いの地域での使用に適しており、凍害や塩害に強い点がメリットです。

また、色あせしにくく、メンテナンスの負担が少ないため「メンテナンスフリー」とも称されることがあります。しかし、施工できる業者が限られ、デザインの選択肢が少ない点が課題とされています。

樹脂系サイディングのメリット

樹脂系サイディングには多くのメリットがあります。

耐久性が高い

まず、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ない点が挙げられます。一般的な窯業系サイディングや金属系サイディングは、約10年ごとに再塗装やシーリング補修が必要ですが、樹脂系サイディングは素材自体に色が練り込まれているため、塗装が不要で色あせしにくい特性を持ちます。

メーカーによっては30年の保証が付いている製品もあり、長期間にわたり美観を維持できるのが大きな利点です。一部のメーカーでは、最大50年の耐用年数を謳っている製品もあるほどです。

軽量で耐震性に優れている

次に、軽量で耐震性に優れていることもポイントです。樹脂系サイディングの重さは、窯業系サイディングの約1/10と非常に軽く、建物の負担を軽減できます。そのため、既存の外壁に重ね張り(外壁カバー工法)を行う際にも適しており、地震時の揺れを軽減できるため、耐震性の向上にも寄与します。

凍害や塩害に強い

さらに、凍害や塩害に強いという特徴があります。吸水性が低いため、寒冷地での凍害リスクを大幅に軽減できます。また、塩分による腐食や劣化が起こりにくいため、海沿いの住宅にも適しています。これにより、厳しい気候条件の地域でも外壁材としての耐久性が発揮されます。

シーリングを使用しない施工方法

最後に、シーリングを使用しない施工方法が可能な点もメリットです。一般的な外壁材では、目地にシーリング材を使用するため、経年劣化によるひび割れや補修が必要になります。しかし、樹脂系サイディングは「オープンジョイント工法」と呼ばれる施工方法が可能で、目地の補修が不要なため、維持管理がしやすいという利点があります。

この工法により、外装材の内外で気圧差が発生しにくく、雨水の浸入を抑制できます。

樹脂系サイディングのデメリット

樹脂系サイディングには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

デザインの少なさ

樹脂系サイディングのデメリットに、デザインの選択肢が少ない点が挙げられます。窯業系や金属系サイディングと比較すると、カラーバリエーションやテクスチャの種類が限られており、特に立体的なデザインや高級感のある外観を求める場合には選択肢が少ないのが難点です。

木目調のデザインはあるものの、窯業系のようなリアルな石調やタイル調のデザインはほとんど見られません。そのため、住宅の外観デザインにこだわりたい人にとっては不向きな素材といえます。

施工業者が限られる

次に施工できる業者が限られていることも大きなデメリットです。樹脂系サイディングは北米では一般的な外壁材ですが、日本ではまだ普及率が1%程度と低く、それに伴い施工技術を持つ業者が少ないのが現状です。

施工の際には気温による伸縮を考慮する必要があり、適切な施工が行われないと、後々のトラブルにつながる可能性があります。特に経験の少ない業者が施工すると、剥がれや浮きが発生しやすくなるため、業者選びには慎重さが求められます。

施工費が高くなりやすい

また、施工費が高くなりやすいという点も注意が必要です。樹脂系サイディング自体の材料費は比較的安価ですが、施工の難易度が高いため、窯業系や金属系サイディングに比べて工賃が割高になることが多いです。

実際の施工費用は、一般的な30坪の住宅で約150万〜300万円程度が相場とされ、窯業系サイディングのリフォーム費用よりも高額になる傾向があります。さらに、国内での流通量が少ないことから、特定のメーカー品に依存する場合があり、選択肢が限られることもコスト増につながる要因です。

強風に弱い

最後に強風の影響を受けやすいという点も考慮する必要があります。樹脂系サイディングは軽量なため、台風などの強風時に浮いたり剥がれたりするリスクがあります。専用の固定方法が用いられますが、適切な施工がされていないと、強風時に外壁が変形する恐れもあります。

樹脂系サイディングが向いている人とは?

樹脂系サイディングは、特定の条件下で特に適した外壁材となります。

まず、メンテナンスの手間を減らしたい人に向いています。樹脂自体に顔料が練り込まれているため、塗装の塗り直しが不要で、目地にシーリングを使用しない施工方法も可能なため、補修の必要が少なく長期間美観を維持できます。メーカー保証が30年の製品もあり、耐久性を重視する人に最適です。

また、寒冷地や海沿いに住んでいる人にもおすすめです。吸水性が低く、凍害や塩害に強いため、北海道や東北などの寒冷地、塩害の影響を受けやすい沿岸部でも劣化しにくい特性があります。

さらに、軽量な外壁材を求める人にも適しています。窯業系サイディングの約1/10の重さで、地震時の建物への負担を軽減できるため、耐震性を考慮する人にもメリットがあります。ただし、施工業者が限られることやデザインの選択肢が少ない点も考慮し、自身の住宅環境やライフスタイルに合うかどうか慎重に判断することが重要です。

樹脂系サイディングの代替案としての「外壁カバー工法」

樹脂系サイディングには優れた耐久性やメンテナンスのしやすさといったメリットがありますが、一方でデザインの選択肢が少なく、施工できる業者が限られているなどのデメリットもあります。これらの課題を解決する方法として、近年注目されているのが「外壁カバー工法」です。

外壁カバー工法とは、既存の外壁を剥がさずに、その上から新しい外壁材を重ね張りするリフォーム方法です。この工法には、解体作業が不要なため工期が短縮され、廃材の処分費用も削減できるという大きな利点があります。また、既存の外壁の上から施工することで断熱性や防音性が向上し、住宅の快適性を高める効果も期待できます。

使用できる外壁材としては、金属系サイディングが特に人気です。金属系サイディングは軽量でありながら強度が高く、デザインのバリエーションも豊富なため、住宅の外観を自由にカスタマイズしやすい特徴があります。特にガルバリウム鋼板は耐久性に優れ、メンテナンスの手間が少ないため、樹脂系サイディングの代替として有力な選択肢となります。

さらに、外壁カバー工法は施工できる業者の数が多いため、樹脂系サイディングに比べて信頼できる施工業者を見つけやすいというメリットもあります。樹脂系サイディングの導入に不安がある場合や、より幅広いデザインの選択肢を求める場合には、外壁カバー工法を検討することをおすすめします。

外壁カバー工法についてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください!

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外壁のリフォームを検討する際、耐久性やメンテナンスの手間を考慮すると、樹脂系サイディングは魅力的な選択肢の一つです。しかし、デザインの選択肢が限られることや施工できる業者が少ないといったデメリットもあります。そのため、より多くの選択肢を求める方には外壁カバー工法もおすすめです。

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