「外壁が色あせてきた」「そろそろリフォームを考えたいけれど、塗装と張り替えどちらがいいの?」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが「外壁カバー工法」です。既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねることで、コストを抑えつつ耐久性・断熱性・防音性を向上させることができる画期的なリフォーム方法です。
本記事では、外壁カバー工法のメリット・デメリット、費用相場、施工事例をプロが徹底解説!補助金の活用方法や、施工に最適なケースについても詳しくご紹介します。後悔しない外壁リフォームのために、ぜひ最後までご覧ください!
INDEX
外壁カバー工法とは?

外壁カバー工法とは、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねて施工する「重ね張り工法」とも呼ばれるリフォーム方法です。既存の外壁を撤去しないため、工期が短縮され、廃材処分費も抑えられるのが特徴です。
主に使用される外壁材は軽量な金属サイディングで、耐久性が高く、断熱・防音効果も期待できます。施工の際には、外壁と新しいサイディングの間に「胴縁(どうぶち)」を設置し、空気の通り道を確保する「通気工法」が一般的です。これにより、内部結露を防ぎ、建物の耐久性を向上させることができます。
ただし、既存の外壁の劣化が進んでいる場合は施工できないケースもあるため、事前の点検が重要です。
他のリフォーム方法との違い
外壁の一般的なリフォーム方法には、外壁カバー工法の他に「外壁塗装」や、「外壁張り替え」があります。
それぞれの費用相場や耐久性などの違いは、下の表を参考にしてみてください。
ただし、地域や外壁の状態によっては費用や耐久性に差異が生じる可能性があります。
リフォーム方法 | 施工内容 | 費用相場(30坪) | 耐久性 | メリット |
外壁カバー工法 | 既存の外壁の上に新しい外壁を重ねる | 130~220万円 | 約25~40年 | 工期短縮、断熱・防音性向上 |
外壁塗装 | 既存の外壁を塗装して保護 | 60~180万円 | 約10~20年 | 最も安価、施工が簡単 |
外壁張り替え | 既存の外壁を撤去し、新しい外壁に交換 | 150~300万円 | 約30~50年 | 完全に新しくできる |
外壁カバー工法のメリット

ここからは外壁カバー工法のメリットを5つ紹介していきます。
費用を抑えられる
外壁カバー工法は、外壁の張り替えと比べて費用を抑えやすいのが大きなメリットです。既存の外壁を撤去しないため、解体費用や廃材処分費がかかりません。また、2004年以前の建物ではアスベスト含有の外壁材が使われている可能性があり、撤去には特殊処理が必要ですが、カバー工法ならそのまま施工できるため、追加費用を削減できます。さらに、補助金・助成金が活用できる自治体もあるため、施工前に確認するのがおすすめです。
工期が短い
外壁カバー工法は、外壁張り替えと比べて工期が短いのが大きな特徴です。張り替えでは既存の外壁を撤去する作業が必要ですが、カバー工法では撤去不要のため、1~2週間ほど工期を短縮できます。一般的な住宅(30坪程度)の場合、カバー工法は2~3週間、張り替えは3~4週間かかるのが目安です。また、工事中も生活しながら施工できるため、引っ越しや仮住まいの必要がなく、リフォームの負担を軽減できる点もメリットです。
断熱性・遮音性が向上する
外壁カバー工法では、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねることで、断熱性・遮音性が向上します。特に使用される金属系サイディングには断熱材が内蔵されているため、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現します。また、二重構造になることで遮音効果も高まり、騒音対策としても有効です。線路沿いや幹線道路近くの住宅など、騒音が気になる環境では特に効果を発揮します。
デザインが豊富
外壁カバー工法では、豊富なデザインの外壁材を選べるため、建物の印象を大きく変えられます。金属系サイディングにはレンガ調・木目調・タイル調など多彩なデザインがあり、モダンな雰囲気からナチュラルな外観まで幅広く対応可能です。また、紫外線や雨風に強い高耐久の塗装が施されているため、美観が長持ちし、塗装に比べて経年劣化による色あせが少ないのもメリットです。築年数が経過した住宅でも、新築のような仕上がりが期待できます。
廃材が少なく環境にやさしい
外壁カバー工法は、既存の外壁を撤去せずに新しい外壁材を重ね張りするため、廃材の発生が最小限に抑えられるのが大きな特徴です。これにより、産業廃棄物の処分費用がかからず、環境負荷の軽減にも貢献できます。特に、古い外壁にアスベストが含まれている場合でも、剥がさず施工できるため安全かつ低コストでのリフォームが可能です。また、近年の外壁材は耐久性が高く、長寿命のため、将来的な廃棄物削減にもつながります。
外壁カバー工法のデメリット

一方で、外壁カバー工法にはいくつかのデメリットもあります。ここでは3つ紹介していきます。
建物の重量が増加する
外壁カバー工法では、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねるため、建物の総重量が増加します。特に、もともと耐震性の低い建物では、重さが増すことで地震の揺れに対する負担が大きくなる可能性があります。そのため、施工には軽量な金属系サイディング(例:ガルバリウム鋼板)を使用するのが一般的です。事前に耐震診断を行い、建物の構造に問題がないかを確認することが重要です。また、通気工法を採用することで重量増加を最小限に抑えつつ、耐久性を向上させることも可能です。
下地の劣化が確認できない
外壁カバー工法では既存の外壁を撤去しないため、内部の下地の劣化状況を完全には確認できないというデメリットがあります。もし下地に腐食や雨漏りが発生していた場合、そのまま放置されることで建物の耐久性が低下するリスクがあります。特に、雨水の浸入や断熱材の劣化が進んでいると、内部結露の原因にもなります。そのため、施工前に業者による詳細な外壁診断を行い、カバー工法が適切かを慎重に判断することが重要です。
施工できないケースがある
外壁カバー工法はすべての建物に適用できるわけではなく、施工できないケースもあります。例えば、外壁の下地が腐食している場合や、大きなひび割れ・浮きがある場合は、カバー工法では対処できず、張り替えが必要になります。また、ALC(軽量気泡コンクリート)やタイル外壁の建物では、外壁材の特性上、重ね張りが難しいケースがあります。施工前には、専門業者による現地調査を行い、適切なリフォーム方法を選ぶことが重要です。
外壁カバー工法の費用相場と補助金

施工内容 | 費用相場(30坪) |
外壁カバー工法 | 150~240万円 |
外壁張り替え | 160~250万円 |
外壁塗装 | 80~120万円 |
外壁カバー工法の費用相場は、一般的な30坪(外壁面積約100〜200㎡)の住宅で150〜240万円程度です。費用の内訳には、足場設置費・外壁材・防水シート・シーリング・施工費などが含まれ、選ぶ外壁材や住宅の形状、施工の難易度によって総額が変動します。金属系サイディングの単価は約11,000㎡が目安で、施工面積が広いほどコストが増加します。
また、外壁カバー工法は自治体によって補助金や助成金の対象になる場合があり、費用負担を軽減できる可能性があります。
例えば、東京都渋谷区では「住宅簡易改修支援事業」として、工事費用の20%(上限10万円)を助成する制度があります。また、外壁カバー工法の費用は、建物の構造や使用材料によっても変動します。また、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」という国の補助金制度もあり、対象工事費用の1/3、最大100万円の補助が受けられる可能性があります
補助金の対象要件や支給額は地域によって異なるため、リフォームを検討する際は、施工前に自治体の公式サイトや業者に相談し、活用できる制度を確認することが重要です。
施工事例

でも実際、外壁カバー工法ってどうなの?と思った方のために、実際の施工事例を2つ紹介します。
施工事例1:築20年の戸建てをカバー工法でリフレッシュ
外壁カバー工法は、築年数が経過し、塗装では補修しきれない住宅やアパートのリフォームに多く採用されています。例えば、築20年の戸建て住宅では、外壁の色あせやチョーキング現象が進行し、防水性能が低下していました。このケースでは、金属サイディングを使用したカバー工法を採用し、断熱性を向上させつつ外観を一新しました。施工期間は約3週間、費用は約180万円でした。
施工事例2:賃貸アパートの外観を一新
また、築30年のアパートでは、外壁のひび割れと汚れが目立ち、入居者募集に影響を与えていたため、外壁カバー工法を実施。明るいカラーのサイディング材を採用し、建物の印象をリフレッシュ。結果として、物件の資産価値向上にもつながりました。施工期間は約4週間、費用は約250万円でした。
こうした事例からも、外壁カバー工法は住宅の美観・耐久性向上に効果的なリフォーム手法であることがわかります。
また、以下の記事では外壁カバー工法の失敗の事例と解決方法も紹介していますので、施工に不安を感じている方はこちらも合わせてご覧ください。
外壁カバー工法の失敗事例10選!後悔しないための回避方法を徹底解説!
外壁カバー工法はこんな人におすすめ!

外壁カバー工法は、築15~30年の住宅で、外壁の劣化が気になる方に最適なリフォーム方法です。外壁塗装では補修しきれないひび割れや色あせがあり、見た目を一新しながら建物の耐久性を向上させたい方におすすめです。特に、断熱性や遮音性を向上させたい場合、金属サイディングを使用したカバー工法が効果的です。
また、外壁の張り替えほどのコストはかけたくないが、長持ちするリフォームを希望する方にも適しています。外壁カバー工法なら、解体費用を抑えつつ工期を短縮できるため、予算や時間の制約がある場合にも有利です。
さらに、自治体の補助金や助成金を活用できるケースもあるため、コストを抑えながら高品質な外壁リフォームを実現できます。外壁の劣化が気になる方は、信頼できる業者に相談し、最適な施工方法を検討することが重要です。
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